■構成論的シミュレーションプログラムの概要
構成論的手法とは、格子間に発展のルール(遷移規則)を与えて時間発展させ、その挙動を観察し、実際の研究対象との比較を行うことにより、自然現象の中に新たな規則を発見しようという複雑系の手法です。
本製品では、1次元と2次元の初期データに対して、格子間の発展ルールを与え、カオス的な時系列データや、複雑な(フラクタルな)画像を生成することができます。 CA(セルオートマトン)、CML(結合写像格子)、GCM(大領域結合マップ)の3種類の機能を搭載しています。
■主な機能
●1次元データCA計算・表示
●2次元データCA計算・表示
平均場モデル | 拡散モデル | 移流モデル |
粘性モデル | 四則計算モデル |
●1次元データCML、GCM計算・表示
●2次元データCML、GCM計算・表示
四則計算モデル | 移流モデル | 平均場モデル | 横方向移流モデル | 気泡発生・上昇モデル |
断熱膨張モデル | 浮力モデル | 相転移モデル | 縦方向移流モデル | 速度を用いた移流モデル |
引きずりモデル | 粘性モデル | 水面波モデル | 非圧縮効果モデル |
■動作環境
コンピュータ本体 | CPU: Pentium III 266MHz以上を搭載し、Microsoft Windows 2000 / XP/ Vista/ 7 が稼働するパーソナルコンピュータ |
メモリ | 64MB以上 |
ハードディスク | 20MB以上 |
ディスプレイ | 解像度 1024×768、色数 256色以上 |